Everything Under One Roof
デザインクラフトは、京都の町屋にある小さな制作スタジオです。企画・ライティング・翻訳・デザイン・DTPまで──職人自らが顧客の意図を確認しながら、一つの工房の中で手仕事で仕上げる──そんな家内制手工業のような「言葉とデザインのスタジオ」です。
PRツールの制作は、分業や流れ作業になることがよくあります。これは、特に大きな制作会社や代理店の場合に顕著です。例えば、英語のパンフレットを作る際、最終的な英文を意識せぬまま日本人のライターが筆を進め、レイアウトをイメージすることなく翻訳者が原稿をただ忠実に翻訳し、英訳でボリュームの増えた原稿をデザイナーが小さな文字で流し込む──そんなことが往々にしてあります。その過程で行われる「伝言ゲーム」のために、意図がなかなか反映されないというケースもままあります。
デザインクラフトでは、常に成果物をイメージしながら仕事を進めます。企画・コピー・デザインを一体で捉えています。たとえ部分的な仕事の依頼であったとしても、絶えず「コピー×デザイン」の相乗効果を考えながら、表現を紡ぎあげていきます。
Warp and Woof
メッセージを誰かに伝えようとするとき、言葉を使った言語コミュニケーションと視覚的要素などによる非言語コミュニケーションは、縦糸と横糸のようなものです。二つが機能的に組み合わせることで、メッセージにさまざまな表情が生まれます。
デザインクラフトは、言葉とビジュアルの調和を大切にしています。コミュニケーションの目的や対象、手段を常に意識します。対象が海外であれば、その国の文化背景の理解に努めます。元の言語の文脈通りただ翻訳しただけでは、メッセージが適切に伝わらないケースがあると知っているからです。
The International Communication Expert
プランナー/ライター/デザイナーなど、複数のリソースを社内に持つ制作会社自体は珍しくはありません。しかし、海外のビジネス環境を理解し、日・英の編集・校正ルールに精通し、デザイン的にもオリジナリティがある、そんなリソースを社内に持っている制作会社はそう多くはありません。
デザインクラフトは、PR/IRやブランディングに精通しているだけでなく、英文コピーのノウハウと英文デザインのハウツーを併せ持っています。英文編集スタイルや、欧文フォントのセオリーにも通じています。外国語案件では、それぞれの言語を母国語とするネイティブスタッフとチームを組みます。さらに、京都という土地柄、日本の伝統文化や歴史にも通じ、その魅力を海外に伝えることも得意としています。
Like a Tea Master
茶道では、茶席の亭主は単にお茶を点てるだけの存在ではありません。亭主は、客人の嗜好や時節を考え、然るべき道具や菓子を用意し、軸を掛け、花をいけて、茶室をしつらえます。限られた空間の中でそれらを巧みに組み合わせ、客人との意思疎通を図るのです。企業のPR活動において、このような「しつらえ」をお客様に代わって整える存在──私たちはそんな役割を演じたいと考えています。
Outline
事務所概要
名称 | デザインクラフト (Designcraft) |
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創業 | 2008年 |
事業形態 | 個人事業 |
所在地 | 〒600-8058 京都市下京区麩屋町通松原下る上鱗形町508 |
TEL/FAX | 075-344-8055 |
営業時間 | 10:00〜18:00 土日祝休 |
代表者 | 吉田周市 |
業務内容 | 翻訳/コピーライティング/パンフレット・会社案内・統合報告書等、各種印刷物の編集企画・デザイン・制作/ウェブサイト企画・デザイン・制作/プロモーションビデオ制作 |
取引先銀行 | 三井住友銀行 京都支店 |